ちなみに『扁桃腺』は正しくない。
何せ『腺』と名がつくものは、何かを分泌しなければならないそうで・・・
扁桃があると、慢性炎症起こしたり、いびきかいたり、あまりよろしくない人がいるため、取っちゃうのである。
一緒についてくれた看護師さん(OPE室にいる唯一の男性准看護師)の説明は単純明快だった。
「口開けて、扁桃つまんで、切って、縫う」
・・・解りやすすぎ。
片付けのときの会話により、なかなかまにあっくな人だと判明。
第一、患者さんが全麻から覚醒してる最中、器械出しの神羅たちが暇な時、彼は神羅に尋ねた。
「ジャンプコミックスの発売日って、いつだっけ?」
・・・アナタ、神羅の趣味、知ってるんですかっ
他の二人の新卒は、マンガ本読む習慣はない。
オシャレとかに関する雑誌の発売日は覚えてるみたいだけど。
いつも眠そうにしてるのに・・・あなどれない。
ちなみに、(医師によっては)あんまり時間がかからないけど全身麻酔。
今日の医師は、久し振り。
あの、「シリーズ・人間のクズ」。
ああ、久し振りだね♪
そしてやはり、下手らしい。
2時間もかけやがった。
扁桃摘出は、勿論口を器械で開けて行う。
舌は邪魔なので、やはり器械で押さえておく。
それの限界時間が2時間なんだけど・・・?
手術自体は簡単だった。
それほど失敗もなく・・・してないな。
ただひたすら時間がかかっただけで。
それは勿論神羅の所為じゃないし。
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